見どころ満載!インスタ映えランチ!熊を目撃!!ハイキング in 尾瀬【2023.08.26】

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尾瀬って行ったことありますか?

テレビとかで観光スポットとして良く聞きますよね。

私も聞いたことはあるのですが、行ったことは無くどの辺かもいまいち分かっていませんでした。

今週末も同僚に船釣りを誘われていたし、夏の登山は懲りていたのでコレ系は行きたくなかったのですが、妻の命令なので仕方なく・・・。

行ってきました!尾瀬。

妻に聞いたのですが、尾瀬は福島県、新潟県、群馬県、栃木県の4県にまたがる本州最大級の湿原だそうです。

で、今回行ったのは群馬県片品村からのルートです。

朝3時半起き、4時出発。

片道175キロ。普段、自宅と職場の往復しか走っていないのでジムニーもびっくりしていることでしょう。

7時過ぎに尾瀬第一駐車場に着きました。

土曜日ですが、この時間の到着でも駐車場は7割くらい埋まってます。

皆さん何時に来ているのでしょうか。山小屋やキャンプなどで前泊の人たちもいるでしょうけど。

尾瀬の入口である鳩待峠は、マイカー規制があり直接車で行くことが出来ません。

尾瀬第一駐車場に駐車し、乗り合いタクシーで鳩待峠へ移動します。

大人片道1,000円なので往復2,000円。駐車場代1,000円。

私と妻で計5,000円です。なかなか強気な価格設定ですね。

目次

ハイキングルート

今回、山は登りません。

鳩待峠を出発し、見晴にある尾瀬小屋でお洒落なランチを食べ、尾瀬ヶ原をぐるっと回り帰って来るルートです。

距離は約20㎞。平均7時間30分のコースです。

長いコースですが、アップダウンが無いので何とかなるでしょう。

現地の状況

茨城では連日猛暑が続いてますが、尾瀬は涼しいですね。

歩けば汗ばむくらいの暑さで、風が吹くと涼しく気持ちが良いです。

この前の谷川岳と違って耐えられる暑さです。

午後から雷雨の予報になっていますので急いで帰って来ます。

活動詳細

鳩待峠から湿原の入口までは勾配がありますが、湿原に入るとずっと平坦な道です。

上の写真のように木道が2列あります。

対向の人が来たら右側通行が暗黙のルールのようなので、初めて行く人は気を付けて下さい。

この木道が延々と続きます。

大自然を感じながら黙々と歩きます。

開放感はハンパ無いですね。

水辺に来ると釣り人の性なのか魚を探してしまいます。

しばらく木道を歩いていると・・

40代会社員

おぉっ!
すごい荷物を担いでる人がいます!

妻に聞くと「歩荷(ぼっかさんと呼ばれる職業で、山小屋に食料等の物資を運ぶ仕事のようです。

近付くと大迫力です。

その方がちょうど休憩を取っていたので話しかけてみました。

その方は気さくな方で歩荷の仕事について色々話してくれました。

今日の荷物は約90㎏あります。
自分の体重は72㎏くらいなので自分より重いんですよ。

グループで活動していて、誰が何処の山小屋へ運ぶか当番を決めて分担しています。

山小屋の場所にもよりますが1日1往復。多いときには2往復する時もあります。

仲間内では120㎏背負う人もいます。
昔、30㎏の米袋6体、180㎏を背負ったツワモノがいたという伝説があるんですよ。

立ち上がる時としゃがみこむ時には特に気を付けています。
向かい風が強いと重心が後ろにかかり引っくり返ってしまう事故も起きているので気を抜けません。

40代会社員

90kgは凄いですね!

しかも背負うだけでなく何kmもある山小屋まで歩かなければなりませんからね。

物凄いパワーと忍耐力が必要です。

暑い日、雨の日は特に大変でしょう。

ご苦労さまです。

この日、歩荷さんは3人見かけました。

尾瀬ヶ原では至るところに熊出没注意の看板があります。

この湿原には熊が生息しているのでしょうか。

ある時、ベンチで私と妻で休憩していました。

すると隣のベンチで休んでいる父娘の会話が何気なく聞こえて来ました。

娘「この辺り熊が出るんだって。怖いな~。」

父「熊が出たら焼いて食べちゃおうかな!」

娘「え~(笑)!本当に~?」

父「これがホントの
ベア(bear)ベキュー!

プッ( ´,_ゝ`)

私と妻で目を合わせニヤけが堪えきれません。

なかなか面白い。出来る人だ。

その後も黙々と木道を歩いて行くと着きました。

目的地の見晴です。

鳩待峠から3時間で到着しました。

今日はここの尾瀬小屋でお昼を食べます。

まずは一杯。

あぁ、ウマい。

汗をかいた体に染み込みます。

私はトリュフ香るステーキ丼を注文しました。

どうですか!このビジュアル!

見た目も素晴らしいし山小屋でのクオリティとは思えないウマさです。

ニンニクが効いてて肉々しく旨かったです。

妻は鹿肉のボロネーゼを頼みました。

妻とシェアしてどちらも食べたがどちらも旨かった。

作ったシェフも素晴らしいが、食材をこの山小屋まで運んでくれた歩荷(ぼっかさんに感謝。

都内のレストランで同じ物を食べたとしてもここまでの感動は無いでしょう。

腹も膨れたし、鳩待峠に戻ります。

また黙々と木道を歩いて行きます。

しばらく歩いていると突然、私の前を歩いていた夫婦が立ち止まり先へ進みません。

どうしたんだろ?と思い夫婦の様子を見ると、その夫婦が一点を見つめています。

私もそちらに目をやると何やらガサガサ音がして黒い物体が動いています。

何だ?と思い近付いてみると、

何とクマです。

40代会社員

野生のクマは初めて見ました!

何やら葉っぱを一生懸命食べています。

取り敢えず写真を撮ります(笑)。

犬で言うと中型犬くらい、体長1mに満たないくらいの子熊なのでナメています。

ベア(bear)ベキューにしてやろうかと思いましたが、親グマが近くにいたら困るので早目に退散します。

鳩待峠に戻ってきました。

タイムは昼食時間含め7時間弱。

コースルートは20㎞ありましたが、アップダウンが無いので意外と早かったですね。

40代会社員

でも次の日、ふくらはぎの筋肉痛がひどかったです。

近くの温泉に入って、ジムニーをまた175㎞走らせ帰ってきました。

尾瀬は景色も良いし登山ほど体力も使いません。

こまめに山小屋があるので売店やトイレが使えます。

山登りまではしたくないけど、外に出てハイキングしたいなって方には尾瀬は丁度良いんじゃないですかね。

では良い休日を。

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