実はここ最近、毎週末ずっと釣りに行っていました。
すると妻から
「いい加減どっか連れてけ!」
お叱りを受けたので、夫婦2人で谷川岳登山に行くことにしました。
夏場は暑くて行く気がしなかったのですが、妻がおかんむりなので仕方なくの山行です(汗)。
茨城県の自宅から群馬県にある谷川岳まで約220キロ。
朝3時半起き、4時出発で7時到着。ちょうど3時間で到着します。
早起きは釣りで慣れてますので得意です。
しかしいくら愛車のジムニーでも、早起きから片道3時間220キロを運転してからの登山は40歳過ぎのオジさんの体にはかなり堪えます(泣)。
谷川岳ベースプラザ駐車場に車を停めます。
駐車場は立体駐車場になっており結構広く、7時到着ですがまだまだ空いていました。
登山ルート
谷川岳は、猫の耳のように山頂が2つあり、トマノ耳(標高1,963m)、オキノ耳(標高1,977m)を目指します。
もちろん文明の利器 ロープウェーを利用します。
ロープウェーを使ってもコースタイムは平均約5時間です。
山の状況
ロープウェーで天神平駅まで行き、登り始めます。
登山開始は8時。
谷川岳がある みなかみ町は今日も猛暑日です。
山は標高が高い分、少しは気温が低いかもしれませんが、そんなに極端に変わりません。
ひたすら暑いです。
暑さが厳しいと聞いてたので、500mlの水のペットボトルを7本持ってきました。
ザックが今まで体験したこと無いくらい重いです。
活動詳細
異常に暑いです。しかも無風。
なのにすごい人です。
東京から日帰りで来れる距離だからでしょうか。
1時間も歩くと、池に落ちたのかと思うくらい汗でビチョビチョです。
私はいつもクーラーが効いた事務所で仕事をしていますので、暑さの耐性がありません。
水を含ませたスポンジを握った時のように大量に汗が出てきます。
汗が止まりません。
私もそうですが、妻もツラそうです。
汗でパンツまで濡れてしまっています。
湿ったパンツのゴムがウエストに引っ付いて気持ち悪ぃ。
避難小屋までは緩やかな山道ですが、避難小屋を過ぎると急に勾配がキツくなります。
鎖場も出てきます。
人が多いので渋滞してしまいます。
急勾配になってから息も上がり余計汗をかくので、いよいよ頭が痛くなってきました。
熱中症かな。吐き気は無いですがクラクラします。
首に掛けたタオルに染み込んだ汗が絞れるほどです。
こまめに休憩を取って水分を補給しながら進みます。
周りの人たちも暑さにやられ座り込んでる人が沢山いました。
暑すぎて頭がおかしくなってきます。
なぜ高校野球は真夏にやるのだろう。
暑くて大変だろうに。
秋に出来ないのか。
もうツラすぎて現実逃避してます。
クーラーがガンガン効いた部屋で昼寝がしたい。
少し登ったら休憩しないと倒れてしまいそうなので、休憩ばっかりで全然進みません。
やっと山頂手前にある山小屋に着きました。
山小屋の中に売店があり350円のコーラを買いました。
ウメぇ。この世の物とは思えないウマさだ。
と言いたいとこですが、ちょっとぬるかったかな。
すぐ売れちゃうから冷やすのが追い付かないのでしょうね。
山小屋から15分でやっとトマノ耳山頂に着きました。
すごい人です。
先に見えるのがオキノ耳です。
トマノ耳からオキノ耳山頂まで15分くらいでしょうか。
オキノ耳登頂。
ちょうど12時です。天神平駅から実に4時間。
ずっと汗をかき続けました。
雄大な景色を見ながらお昼にします。
安定のカップラーメンが超ウメぇ。
ゆっくり下山しました。
それでも物凄い汗をかいています。
帰りは特に鎖場で渋滞し、待ちが多いのでなかなか進みません。
でも炎天下、ひたすら暑い。
ペットボトルは7本飲みきりました。
やっとのことで下山し、靴洗い場を見つけた時は頭から水を被りました。
冷てぇ。
山の水は冷たくて気持ち良い。
天神平駅に着いたのは15時過ぎ。
登山開始から7時間以上です。
平均コースタイム5時間を2時間もオーバーしてしまいました。休憩のしすぎですね。
帰りにみなかみ町で温泉に入ってラーメンを食べ、片道3時間、220キロの道のりを運転して帰ってきました。
ひとつ言えることは・・・
夏の登山はもう行きたくない!
では。
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